独立行政法人日本スポーツ振興センター（JSC）情報・国際部では、日本での国際スポーツイベント招致・開催に向けた研究調査を実施しております。

2022年10月14日〜16日に東京都有明で開催された「第1回パルクール世界選手権」および「アーバンスポーツTOKYO2022」の視察と調査を行いましたので、その情報をもとに調査報告書を作成しました。

パルクールは、若年層を中心に近年注目を集めているアーバンスポーツのひとつ。国際オリンピック委員会（IOC）が掲げている「オリンピック・アジェンダ2020」の指針の中でも取り上げられているアーバンスポーツの推進の上で、パルクールは国際体操連盟(FIG)の正式種目となり、それを機に世界各国が取り組み始め、今後2028年のロサンゼルスオリンピックで体操競技の種目の一部として追加される事が期待されています。

また、この大会に併設して「アーバンスポーツTOKYO2022」イベントも同時開催されました。同じ会場で、さまざまなアーバンスポーツのデモンストレーションや一般参加可能な体験プログラムが行われ、無観客開催となってしまった東京2020大会では味わえなかったアーバンスポーツの祭典が行われました。

本レポートでは、パルクール世界選手権に加え、単一競技のみのイベント開催にとどまらず、複数のアーバンスポーツ競技が連携して合同で開催したイベントについて取材し、今後のアーバンスポーツの運営方法や普及の仕方、そして地域連携の仕方について報告いたします。

国際大会調査報告：FIG パルクール世界選手権〔PDF:2,492KB〕

©️Japan Sport Council

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