3月30日(土)は地元(岩手県)スキースクールのインストラクターを対象に、大日方さんや日本職業スキー教師協会の方を講師として、チェアスキー、バイスキーの体験講習を行いました。用具の扱い方や障がいを持つ方へのサポートの基本を学び、障がい者スキーへの理解を深めてもらいました。
また、実際にチェアスキーに乗ることで、どんなサポートが必要とされているかを体感されました。
3月31日(日)は障がいを持つ方を対象としたスキー教室を開催しました。
参加者は地元岩手県在住の方や青森県、秋田県のほか、東京都や奈良県からもお越しいただきました。
前日の講習を受けたインストラクターや参加者の家族等もサポートし、車いすからスキーへの移乗、平地でのバランス移動、転び方・起き方の練習などを行いました。慣れてきた参加者はリフトに乗り、インストラクターとロープでつながった状態での滑走や、一人での基本的な滑走とターンなど、各個人のレベルに合わせてスキーを楽しんでいただきました。
また、現役パラリンピアンで2011-12シーズンワールドカップ総合優勝の森井大輝選手と、バンクーバーパラリンピック金メダリストの狩野亮選手が特別講師として参加してくださり、デモンストレーションでは素晴らしい滑りを披露いただきました。
参加者で最年長(63歳・男性)の方は「こんなに楽しい経験は初めてです。周りの友達にも今回の教室のことを話して、みんなにスキーの楽しさを伝えたいと思います。」と感想を仰っていました。
参加者、サポートしてくれたみなさんのたくさんの笑顔があふれたスキー教室となりました。