地域タレント発掘事業の平成26年度認定証授与式にSPORTS JAPANアンバサダーがJSC代表として出席し、2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指す子どもたちにエールを送りました。
4/6(日) 和歌山県「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト認定証交付式」:大日方邦子
『来年には、紀の国わかやま国体が開催され、皆さんは2016年リオデジャネイロオリンピックで闘うであろう日本代表候補の選手たちを間近に見ることができると思います。また、2020年には東京で第32回オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。皆さんの目指すオリンピックはもしかしたら冬季だったり、2024年、2028年というオリンピックかもしれませんが、このゴールデンキッズの修了生から東京オリンピックに出場される選手もいるかもしれません。ソチオリンピックでの日本チームの活躍が記憶に新しいところですが、スポーツの持つ力は偉大です。
みなさんには、夢や目標をきちんと持ち、それに向かって、自ら未来を切り拓いていって欲しいと思います。今日がそのスタートとなります。皆さんの努力が、そして活躍が、家族、友達、地域の方々、さらに日本中、世界中の人々に感動を与え、活力を生み出すことでしょう。』
4/12(土) 京都府「京の子どもダイヤモンドプロジェクト認定証交付式」:朝原宣治
『これから毎日、それぞれの競技に一生懸命取組むことになるかと思います。どんな時も、自分の気持ちをコントロールできるようになってください。
また、競技の記録だけがすべてではありません。競技を通して、たくさん友達を作ったり、思いやりを持てるようになったり、国際交流で幅広い知識を身に付けたりといろいろなことに興味を持ち、人として成長してもらいたいと思います。みなさんの活躍を期待しています。』
4/12(土) 福岡県「タレント発掘事業開校式」:柴田亜衣
『私は、たまたまやっていた水泳が自分にあっていたからオリンピックに行けました。みなさんも自分にあった競技を見つけてぜひ夢を叶えて欲しいと思います。そのためにどうするべきか、自分で考え、自分で決めて毎日を過ごすことが大事です。私もいつも少しずつ目標を作って、それを達成して、また目標を作って、ということを繰り返していたら金メダルを取ることができました。頑張ってください。』
JSCは我が国の国際競技力向上と地域との連携の方策の一環として、2003年から地域におけるタレント発掘事業をはじめました。
翌2004年にJSCの呼びかけに応じていただいた福岡県と連携し、我が国初となるタレント発掘事業として「福岡県タレント発掘事業」を設置しました。それを契機に全国展開し、現在は12地域と連携し、実施しています。
これまでジュニアレベルの国際競技大会に20名弱を輩出し、ジュニア世界選手権でメダルも獲得し、国内大会では、インターハイ、全中大会、国体等での全国優勝のアスリートを多数輩出しました。
また、セーリング、フェンシング、射撃、競泳など、いくつかの競技団体の強化選手として指定を受けるアスリートやJOCエリートアカデミー生として育成されているアスリートもいます。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、タレントの発掘・育成に対する注目がさらに高まっています。
子ども達が大きな夢に向かって、その才能あふれた翼を広げてほしいと思います。