活動NO.001-10

SPORTS JAPANアンバサダー活動レポート

スポーツを通じた国際貢献事業 「スポーツ・フォー・トゥモロー」 「日仏交流柔道教室 in Paris」 を開催 ~ 柔道を通した国際貢献、日仏交流 ~

日程:2015/3/15 場所:フランス
アンバサダー:谷本歩実

柔道教室全体写真

 JSCが事務局を担う「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」プログラムの柱のひとつである「戦略的二国間スポーツ国際貢献事業」の一環として、在フランス日本国大使館と共催した「日仏交流柔道教室 in Paris」にて、SPORTS JAPANアンバサダーの谷本歩実さんが講師を務めました。

 この事業は、フランスにおける民族の多様性の中で幅広く参加者を募り、またHandi Sport連盟に所属する方々にも参加を呼びかけ、スポーツを通した国際貢献に加え、オリンピックとパラリンピックの連携・連動の好機とし、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けての日本の力強いメッセージを発信することを目的とし開催しました。

 講師には、谷本さんの他、リュシ・デコスさん(ロンドンオリンピック金メダリスト)、M.Cyril Jonard(アテネ・パラリンピック金メダリスト)、M.michel Boudon (車いすの柔道選手。スポーツ・チャンバラを指導)をお迎えし、加えて、イギリスのラフバラ大学に留学中の福見友子さん(ロンドンオリンピック出場)にもご協力いただきました。

 また、会場はJSCと昨年3月に連携協定覚書を締結したINSEP(国立スポーツ体育研究所)の柔道場で行い、この教室の開催にあたり、INSEPからも多くのご配慮をいただきました。

 谷本さんの「礼」の声で教室はスタートし、参加した約250名の子どもたちは、世界で活躍されていた憧れの存在である先生たちの教えに目を輝かせていました。柔道未経験の子どもは、はじめての「受け身」「内股」「一本背負い」「寝技」の練習に緊張しながらも、最後まで元気いっぱいに熱心に取組みました。

 フランスでも広く親しまれている柔道を通して、子どもたちがスポーツの価値を享受できる有益な機会となり、柔道場はたくさんの笑顔で溢れていました。

準備運動の様子 技を指導する谷本歩実さん
スポーツ・チャンバラの様子 谷本歩実氏とリュシ・デコス氏
谷本歩実さん <谷本歩実氏コメント>
フランスと日本の両方のたくさんの子どもたちに集まってもらい、普段はフランスのトップ選手が練習をしているINSEPで、このSFTイベントを開催することができてとても嬉しく思っています。子どもたちにもきっと良い影響を与えることができたのではないでしょうか。柔道、スポーツには特別な力があることを実感できました。
リュシ・デコス氏 <リュシ・デコス氏コメント>
参加したみなさんの満足した表情が見られて良かったです。私自身もフランスと日本の懸け橋となるような協力ができて嬉しく思います。
2020東京オリンピック・パラリンピックに向けてとても素晴らしいイベントになったと思います。 今日参加した子どもたちの中から、2020東京オリンピック・パラリンピックを目指す人が出てきたらとても嬉しいです。
 

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