活動NO.016-1

SPORTS JAPANアンバサダー活動レポート

池田信太郎さんが 障がい者スポーツ体験イベント「チャレンジド・ビジット」に参加

日程:2016/7/9 場所:東京都新宿
アンバサダー:池田信太郎

 障がい者スポーツの魅力を伝えるため、パラリンピアンなどを中心に全国の小中学校を訪問し、子どもたちに競技を体験してもらう「チャレンジド・ビジット」(朝日新聞社主催)にJSC SPORTS JAPANアンバサダーの池田信太郎さんがゲストとして参加されました。


 イベントタイトルの「チャレンジド」とは障がいを持つ人を表すアメリカの言葉「the challenged(挑戦するチャンスや使命を与えられた人)」を語源としています。リハビリや福祉の目的が強かったこれまでの「障がい者スポーツ」を、より積極的なイメージに言い換えた言葉で、子どもたちがスポーツを通じて、障がいは決して特別なことではなく、誰もが持つ個性のひとつと捉えるようになることを目的としています。

 第1回目となる今回は東京都新宿区の小学校で行われ、小学生と保護者など約30名がシッティングバレーボールを体験しました。
 シッティングバレーボールとは 床に臀部の一部が常に接触したまま行うバレーボールでサーブ、ブロック、アタックなどで立ち上がったり、飛び跳ねたりすると反則になる競技です。

 シッティングバレーボール日本代表監督、選手の指導の下、まずはおしりを床につけて前後、左右に移動する練習をしました。その後、日本代表選手を中心に円陣になりパス練習、スパイクを体験し、試合を行いました。池田さんも参加者も目はしっかりボールを追っているのになかなか体が動かず気持ちばかりが前に出てしまい、シッティングバレーボールの難しさを感じながらも、みんなでボールをつないで得点につながった時のコートは笑顔であふれていました。

<池田さんの感想>
 はじめてシッティングバレーボールを体験しました。ラケットは使いませんが、動きはスパイクなどバドミントンと似ているところが多くあり、「できる」だろうと思っていましたが、やってみると、当たり前のように足を動かして羽(ボール)の落下地点に移動していたことが、シッティングバレーボールではできず、とてももどかしさを感じ難しいと思いました。障がい者スポーツを体験することで、パラリンピック選手の凄さがよりわかり、また、勝てば嬉しくて、負ければ悔しいという気持ちの面では同じ感情が湧き出てくるのを感じました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでにもっと多くの人に、スポーツを通して共生社会の大切さを伝えていけたらと思います。
 


 

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