日程：2017/2/18  場所：福島県白河市　　アンバサダー：谷本歩実

　
　2月18日（土）、国立那須甲子青少年自然の家とNPO法人白河市体育協会との共催「白河市スポーツ少年団本部・卒団式」にて、谷本歩実さんによる特別講演が行われました。

　白河市内のすべてのスポーツ少年団が一堂に会し卒団式をすることは今回が初めてで、当日は白河市内のスポーツ少年団を卒団する児童とその保護者約300名が集まりました。

　谷本さんも小学生のころ、地域のスポーツ少年団で柔道を始めたことがきっかけで今の自分があると言い、アテネオリンピック、北京オリンピックで金メダルを獲るまでに至る挫折や苦悩、そして気づかされたことなどを振り返り、子どもたちに「あなたならどうですか？」と問いかけながら講演は進みました。
　「強くなるためにどれだけ頑張ればゴールがあるのか、どこにゴールがあるのかはわからない。でも、頑張ることが一番はじめで、頑張らないと何もはじまらない。今日ベストを尽くすことが明日につながる。夢は頑張る自分を応援してくれるので、夢を持って欲しい。」とはなむけの言葉を贈りました。　


     

　
　最後に谷本さんの呼びかけで、夢を発表してくれる児童を募り、ステージでそれぞれの夢を発表してもらいました。「ホームランを打ちたい。」「世界大会で優勝する！」「柔道ですべて1本勝ちできる選手になりたい。」など、まっすぐな眼差しで力強く話す子どもたちに、谷本さんも感激されていました。

    

    

　谷本さんのお話が子どもたちの心に残り、スポーツ少年団で培った精神とともに、中学校生活も良きものになることを願います。