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活動NO.005-10,NO.016-3
日程:2017/3月28日‐29日 アンバサダー:大日方邦子、池田信太郎 今回で4回目となった、SPORTS JAPAN アンバサダー大日方邦子さんによるスキー教室を開催しました。チェアスキー教室や視覚障がいをお持ちの方がパートナーの「声」をたよりにスキーを楽しむブラインドスキー教室も開催しました。 また、今年も特別講師として現役のトップチェアスキーヤーである森井大輝選手にご参加いただきました。また、SPORTS JAPAN アンバサダーである池田信太郎さんと北京パラリンピック・ゴールボール日本代表の高田朋枝さんもご参加くださいました。
参加者は年代も地域も幅広く、年代は8歳から60代後半まで、地域は東北や関東など各地からお越しいただきました。 今年は「とにかく実践」ということで初日の午前中から早速ゲレンデに出て、丸二日間、安比高原の空のもとで練習をしました。参加に当たり「今年は立位にチャレンジしたい」「一人で滑れるようになりたい」と目標を語っていた参加者の皆さんはそれぞれのレベル別に分かれ、インストラクターから各自の上達ポイントについてアドバイスをもらい、時には大日方さんや森井さんが実演しながら教室を進めていきました。チェアスキーにおいて大きなポイントとなるターンの際の重心のかけ方については、繰り返し参加者にアドバイスを送っていました。
2日目の午後には大日方さんと森井さんによるデモンストレーション滑走を行いました。それまで2日間吹雪いていた天気ですが、このときは雪が止み晴れ間を見せてくれて、絶好のコンディションとなりました。斜度が緩やかではあったものの、パラリンピアン2人の力強い、そしてスピードのある滑走に一同が見入っていました。 閉会式ではレッスンの総括と、感想や目標等について話しました。今回バドミントンという異なる競技から本教室に参加した池田さんからは「新しいチャレンジをすることの大切さ」、森井さんからは「平昌への決意」をお話いただき、そして大日方さんからは「日本ではまだまだ障がい者スキーを行う環境が多くはないという現状」を指摘していただいた上で、本教室のような機会を大切にするとともに、環境整備を進めることの大切さを語っていただきました。参加者の方からは、教室を通して「言葉で教えてもらうだけでなく、パラリンピアンに目の前で滑ってもらうことで、説明されたことを体験として理解することができた」との声や、講師の方から「参加者の皆さんが本当に楽しそうで、私も楽しんでスキーをやろうと思いました」との声もいただき、参加者・講師とも笑顔で終わることができました。
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