「熊本復興支援プロジェクト 朝原宣治 走り方教室」を開催
日程:2017/12/17 場所:熊本県
アンバサダー:朝原宣治
12月17日(日)熊本県阿蘇市にて朝原宣治さんによる「走り方教室」を開催しました。
この教室は昨年4月に起こった熊本地震の復興支援プロジェクトの一環で、阿蘇市の総合型地域スポーツクラブ「火の山スポーツクラブ」創設10周年記念と合わせて行いました。
走り方教室は、阿蘇市内の小学生約100人を対象に、低学年の部、高学年の部の2つのグループに分けて行いました。
低学年の部では動物の走り方をイメージし両手をついて進んでみることからスタートしました。朝原さんの動きを見よう見まねでみんな一生懸命頑張りました。
高学年の部では速く走るためには「体幹」が大事という教えを実践すべく、体幹を鍛えるトレーニング方法や、足の運び方などを学びました。
教室後は「朝原さんに聞いてみよう!」と題して、子どもたちや保護者から色々な質問がありました。
「小さいころから陸上をしていたのですか?」という質問に「子どものころはエレクトーンを習っていました。陸上は大学からです。」という回答には会場中が驚いていました。
最後に朝原さんから、「今日の教室を通して走ることが好きになってくれたら嬉しいです。スポーツを通して、みなさんはこれからたくさんの出会いがあります。その出会いを大切にして、1日1日を過ごしてください。」と阿蘇の子どもたちにエールを送られました。
会場では、JSCが平昌パラリンピックで設置するハイパフォーマンス・サポートセンターに掲示する応援幕に選手へメッセージを書いてもらう取組みも行いました。
「がんばって!」のメッセージからくまモンのイラストまで応援幕いっぱいに書き込んでくれました。応援された人がまた別の誰かを応援する、スポーツを通して「応援の輪」が広がる素敵な幕になりました。
阿蘇市内では今なお仮設住宅で生活されている方々がいます。
火の山スポーツクラブの会員、関係者も様々な地震の被害、影響があったそうです。
まだまだ、日々の暮らしで不便なこともある中、教室開催にあたり、ご尽力いただきましたみなさまに心より感謝申し上げます。
すべてのスポーツのために、また、スポーツを通してみんなが笑顔になれるよう、SPORTS JAPANアンバサダーは今後も全国各地で活動してまいります。
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