活動NO.016-5,019-2

SPORTS JAPANアンバサダー活動レポート

『国際女性デーカンファレンス スポーツ×女性~東京2020へ向けて』に池田信太郎さんと岡崎朋美さんが登場

日程:2018/3/8  場所:東京都港区
アンバサダー:池田信太郎さん、岡崎朋美さん

 『国際女性デーカンファレンス スポーツ×女性~東京2020へ向けて』(JSC主催)に池田信太郎さんがパネリストとして、岡崎朋美さんが司会として登場しました。
 このカンファレンスは、国連により国際女性デーとして定められ世界的な規模で様々な取り組みが行われる3月8日に、女性アスリートを取り巻く身体的・心理的・社会的な課題について、JSCがこれまでの取り組みで得た知見や対応策を広く還元することを目的として開催されました。
司会を始める岡崎さん
 
 
 
 
 
 
 
 

  ビデオメッセージの大日方さん
 カンファレンスは調査研究団体によるポスターセッションから始まり、平昌2018パラリンピック冬季競技大会日本選手団団長でありSPORTS JAPANアンバサダーでもある大日方邦子さんのビデオメッセージ、カナダコーチング協会CEOのロレーヌ氏の基調講演、パネルディスカッション①長期的・継続的な女性アスリートの支援~心と身体の再構築~、パネルディスカッション②スポーツ×女性~東京2020に向けて~と進みました。

 司会の岡崎さんは時折会場の笑いを誘いながら進行を行ってくださり、またセッションの合間には随所にご自身の経験や知見を基にしたご意見を述べていました。その中には例えば出産とトレーニングの計画をあらかじめ描いておくことの重要性というご自身の苦労した経験談や女性アスリートが活動していく際の障壁等は東京と地方でも異なるといった冬季競技出身者ならではのコメントも見られました。また先輩としてパネリストのウエイトリフティング三宅宏実選手に現役継続へのエールを送る場面もありました。終了後はカンファレンス全体を見ていた感想として、登壇者の話に共感するところが多数あったものの、つまりそれはご自身が現役時代に感じていたことがいまだに続いていることの裏返しでもあるので、今の立場から発信していくことの大切さと、トップアスリートだけでなくジュニア年代から意識付けを行っていくことの大切さを感じたと話されていました。

発言する池田さん
  満席の会場
 池田さんはパネルディスカッション②スポーツ×女性~東京2020に向けて~に唯一の男性パネリストとして参加しました。現役引退後はスポーツを支える側のお仕事を多くされている経験から、団体の役員や委員に女性が入り、議題として出される意見が多様化されることの重要性、視点や得意分野が異なる人が集まることによって課題の解決方法が見つかるといったお話がありました。また、育児をしながらの競技という話になると、女性の話と捉えられがちですが、一般社会と同様、男性アスリートでも子育ては経験するもので、まさにご自身が子育てをされながら現役を続けていた経験から、環境整備を行う際の視点や、強化やコーチングにおいて分業を行うことで女性も男性もより強みを発揮できるのではないかと男性側視点からの貴重な意見を付け加えていただきました。
クロージングをする岡崎さん
  登壇者集合写真(池田さん、三宅さん、田口さん、岡崎さん)
 会場には多くの競技関係者や学生の方が集まり、一日を通じて良い情報交換・意見交換の場となっていました。
 

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