JSCは、スポーツの振興及び児童生徒等の健康の保持増進を図り、国民の心身の健全な発達に寄与することを目的に設立された独立行政法人です。
私たちは、「未来を育てよう、スポーツの力で。」というコーポレート・メッセージを掲げ、スポーツが持つ価値が日本の豊かな未来への活力となるように、国内統括団体、国内競技団体、JAPAN SPORT NETWORK(JSN)加入の地方公共団体等と連携しながら、以下のような取組を推進してまいります。
併せて、法人全体でDXに取り組み、各種データや業務のデジタル化、AIの活用等の最先端テクノロジー活用にも積極的にチャレンジし、アスリート、国民へのサービス向上と職員のワーク・ライフ・バランス確保の両立に向けて努力してまいります。
- 観客やアスリートに対するより優れたサービスの提供やスポーツGDPの増大等に寄与する観点、国民負担軽減などの観点から、国の指針等を踏まえながら、国立競技場及び秩父宮ラグビー場のPFI事業(民間事業化)に取り組みます。
- 国立代々木競技場、味の素ナショナルトレーニングセンター、味の素フィールド西が丘等の所管するスポーツ施設の適切な管理運営に努めるとともに、国立登山研修所の機能強化に取り組み、スポーツの振興に寄与します。
- 我が国の国際競技力向上の中核拠点であるハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)の機能を更に向上させるため、JOC、JPC、中央競技団体(NF)、地域のスポーツ医・科学センター及び大学・産業界等との連携を強化します。併せて、国際情報分析機能の強化に努めます。オリンピック・パラリンピック競技の一体の強化を前提としながら、オールジャパン体制でトップアスリートの競技力向上を支えます。
- そのほか、オリンピック・パラリンピック競技大会やアジア競技大会・アジアパラ競技大会に出場する日本代表選手に対して、最先端のスポーツ医・科学、情報サービス等を提供し、その活躍を支えるため、大会期間中、大会開催地に拠点を開設し、アスリートの支援に努めます。
- スポーツの振興の重要な財源を生み出すスポーツくじ(BIG、MEGA BIG、toto、WINNER等)の販売促進に努めます。また、トップスポーツや地域スポーツ振興のためのより効果的な助成金の配分に努めます。
- アスリートが安心して競技に打ち込める環境等を確保し、クリーンでフェアなスポーツを推進するため、関係機関と連携・協働しながら、スポーツ団体のガバナンス強化・コンプライアンスの徹底やドーピング防止活動の推進等、スポーツ・インテグリティの確保に向けた支援を行います。
- 学校の管理下における児童生徒等の災害(負傷、疾病、障害又は死亡)に対して災害共済給付(医療費、障害見舞金又は死亡見舞金の支給)の円滑な実施に努めるとともに、学校、家庭や地域におけるこどもの事故防止に関する幅広い情報提供等に積極的に取り組みます。
今後とも、スポーツが育てる豊かな未来の創出に貢献してまいります。引き続き、皆様のより一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
日本スポーツ振興センター
JAPAN SPORT COUNCIL
理事長 芦立 訓
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