ブックタイトルHealth Management for Female Athletes
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Health Management for Female Athletes
状況体重1kgあたりの糖質摂取目安量日常的な回復のために:一般的な目安量であり,選手個々の1日のエネルギー必要量,トレーニングでのエネルギー必要量やパフォーマンスによって調整する軽いトレーニング低強度もしくは技術練習3~5g/kg体重/日中強度のトレーニング中強度の運動プログラム5~7g/kg体重/日高強度のトレーニング持久性運動例)1日1~3時間の中~高強度の運動6~10g/kg体重/日かなり高強度の非常に強い運動例)1日4~5時トレーニング間の中~高強度の運動8~12g/kg体重/日*あなたに必要な1日の糖質摂取目安量は?×=g/kg体重/日kg g/日体重1kgあたりの糖質摂取目安量体重1日の糖質摂取目安量図74アスリートの糖質摂取ガイドライン(一部抜粋)d.無月経アスリートに対する栄養指導に関する研究アメリカスポーツ医学会では,利用可能エネルギーが月経回復には45kcal/kg FFM/day以上必要であると考えられていますが42),エネルギー不足の改善の際,体重増加を懸念するアスリートが多い現状にあります.そこで,薬物療法を行っていない無月経トップアスリート5名(20.6±4.0歳,種目:陸上長距離3名,スケート1名,スキー1名)を対象に,利用可能エネルギー改善を目的とした栄養指導を3カ月間行い,利用可能エネルギーと体重およびホルモン値の関連について検討しました.利用可能エネルギー(energy availability:EA)⇒エネルギー不足=30kcal/kg FFM/day未満⇒利用可能エネルギー目標値=45kcal/kg FFM/day以上(1)方法食物摂取量は,食事写真を併用した秤量法による自記式食事記録調査法にて,練習日(介入前は3日間,介入後は2日間)の食事について調査しました.記入にあたっては管理栄養士が対象者に説明し,期間中に摂取した食物(サプ115