ブックタイトルHealth Management for Female Athletes
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Health Management for Female Athletes
未満と20歳以上で推奨する骨密度の測定部位や診断基準を変えており,診断の際はDual-energy X-ray Absorption(二重エネルギーエックス線吸収測定法:DXA法)が用いられます42).閉経女性の骨密度の評価においては,YAM(Young Adult Mean:20~44歳の健康な女性の骨密度を100%として,現在の自分の骨密度が何%か)値を用いますが,若年アスリートの場合は,同年代との比較であるZ-scoreを用いて評価をします.アメリカスポーツ医学会の低骨量/骨粗鬆症の診断基準を図50に示します42).20歳未満↓腰椎または頭部を除く全身低骨量骨粗鬆症Z-score < -1.0Z-score < -1.0 +下記の1個以上の骨折の既往がある・下肢の長管骨の骨折・椎体圧迫骨折・上肢の2カ所以上の長管骨骨折20歳以上↓荷重部位のいずれかの測定が難しい場合,非荷重部位を測定荷重部位:腰椎,大腿骨非荷重部位:橈骨遠位端1/3低骨量骨粗鬆症Z-score < -1.0Z-score < -2.0 +続発性骨粗鬆症を呈する原因があるDe souza et al., BJSM, 2014図50アスリートの低骨量/骨粗鬆症の診断基準92