『ハイパフォーマンス統括人材の育成支援事業 』
第7回国内集合研修の様子
日本スポーツ振興センター(JSC)が設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)では、「ハイパフォーマンス統括人材の育成支援」のためのプログラム開発を行っています。この取り組みは、2016年10月にスポーツ庁で策定された「競技力強化のための今後の支援方針(鈴木プラン)」に基づいて運営されています。
ハイパフォーマンス統括人材の育成支援事業
【2期生】第7回国内集合研修
2020年12月3日(木)~4日(金)に、2期生の第7回国内集合研修を実施しました。前回の研修に続きオンラインでも受講可能な体制を整え、初日は「連携促進」、2日目は「人材育成」に焦点を絞り研修を行いました。
「連携促進」では、スポーツ組織間における連携とは何か、事例を交えながら学び、実際に所属している中央競技団体(NF)のキーとなるステークホルダーを特定し、連携によるメリットや、生じるデメリット・リスクを明確にしました。連携促進を学ぶことでこれまでの研修(戦略立案・問題解決)で策定した施策を進行するための手法を具体化することができました。
「人材育成」は昨年度実施した1期生向けの講義内容を改善し、アスリートを指導(育成)している受講生が新しい知見を培うことができるよう、ロールプレイング(アウトプット)の時間を増やし、講師からだけでなく受講生間でも学びあえるコンテンツとしました。
(第7回国内集合研修ディスカッションの様子)
次回の研修(第8回国内集合研修)は、最終プレゼンテーションです。受講生はNFが抱える課題と解決策を、ハイパフォーマンスディレクター・ワールドクラスコーチそれぞれの観点から発表します。JSCとしても2年間の集大成として、受講生がより良いプレゼンテーションを行えるよう準備を進めてまいります。
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