パスウェイの見える化の試み~競技別育成パスウェイモデルの構築
ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)は、日本の競技スポーツの現状を踏まえたスポーツとアスリート育成の包括的な枠組みである「日本版FTEM」を2019年に開発しました。
HPSCでは、この日本版FTEMを活用して、中央競技団体(パラ水泳、BMXレーシング)と協働した競技別育成パスウェイモデルの構築に国内で初めて取組み、2団体のモデルが2021年3月についに完成しましたのでご紹介します。
パラ水泳、BMXレーシングの各競技でスポーツに触れてからトップアスリートに至るまでの過程(アスリート育成パスウェイ)をFTEMの段階に合わせて分かりやすく図にしました。
また、このモデル構築の過程で、パラ水泳とBMXレーシングのトップアスリートにもご協力いただき、このモデルを紹介する広報動画を作成しましたので、こちらも合わせてご覧ください。
【パラ水泳 動画】
【BMXレーシング 動画】
このように、各競技におけるアスリート育成パスウェイを整理し、見える化することは、各競技に関わるたくさんのアスリートや関係者が共通言語を用いてコミュニケーションできることにつながり、しいては国際競技力強化を目指す上で極めて重要な一歩になると考えています。HPSCでは、今後も引き続き中央競技団体と連携・協働しての競技別育成パスウェイモデルの構築を支援して参ります。
(詳細は、競技別育成パスウェイモデルのウェブサイトをご覧ください。)
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