トレーニング機器と科学的測定機材の両方が設置された最先端のトレーニング拠点です。姿勢や動作の質、筋力やパワー、トレーニング中の負荷やその日のパフォーマンスなどを数値化し、そこから導き出される選手個々の課題や目標に対して最適化された「科学的根拠に基づいたトレーニング」を行うことが可能です。トレーニングジムCORE、アスリートリハビリテーション、研究員と連携し競技特性やアスリートの特徴を踏まえたトレーニングプログラムを提案・実施しています。
HPGの各種プログラム
定期的な測定やトレーニング中の負荷およびパフォーマンスのモニタリングによって得られる客観的なデータを基に、姿勢や動作の改善、エネルギー代謝能力や筋力・パワーの向上を図るプログラムです。
ET(Energy tank enhancement Training)
持久的なエネルギー代謝能力の向上を図るトレーニングプログラムです。競技特性や選手個々の課題に応じて無酸素性能力、有酸素性能力、間欠性能力などの測定を実施し、最適なトレーニング負荷の設定やトレーニング効果の確認に活用します。競技能力向上のほかにも競技復帰過程の有酸素性能力維持にも有効です。 |
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FAAB(Functional Assessment of Athletic Body)
姿勢や動作を評価するプログラムです。同期された3方向(前後・横・上)のカメラで撮影し、パフォーマンスやケガ、疲労に関連する課題がないかを確認します。課題に対しては、日々のセルフコンディショニングに活用できる改善エクササイズを処方します。定期的に実施することでエクササイズによる動作改善がなされているかを確認することができます。 |
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JUMP Assessment
横方向からのハイスピードカメラによる撮影とフォースプレート(地面に加えた力を測定する板)を組み合わせてジャンプ動作中の発揮パワーや関節トルクを詳細に分析するプログラムです。動作中のどの部分でパワー発揮が不足しているか、うまく使えていない関節がないかなど、選手の動作特性と課題を明らかにすることができます。 |
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Legpress
レッグプレスマシンに身体を固定した状態での脚筋力・パワーを評価するプログラムです。脚伸展パワー、力の立ち上がり率(RFD:Rate of Force Development)、衝撃吸収能力などを数値化できるほか、関節を曲げ伸ばしするスピード、左右別々の動きの制御といった競技復帰過程における下肢関節の協調性(コーディネーション)を評価することも可能です。 |
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低酸素トレーニング
酸素濃度を設定できる低酸素トレーニング室を使用し、最大標高5000mの高地に相当する低酸素環境下で持久性パフォーマンスの向上を図ります。実施の際には酸素飽和度をモニタリングするなど安全にトレーニングを実施できる環境が整っています。 |
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APT(Athletic Performance Training)
スピードや敏捷性、跳躍力の向上を図るプログラムです。映像遅延再生システムや光電管、加速度センサーを用いたフォームや動作速度の即時フィードバックによって、イメージと実際のパフォーマンスを擦り合わせながらトレーニングを実施することが可能です。 |
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付帯設備
フリーウェイトエリア
パワーラックやバーベル、高重量ダンベルなどを完備しており本格的なストレングストレーニングも実施可能です。パワーラックでは空気圧の抵抗を用いた特殊なトレーニングも行えます。また、ウェイトの挙上速度を測りながら筋力・パワーを効率よく高めることができるVelocity Based Trainig(VBT)を行うこともできます。モニター付きパワーラックを使えば横および後方からの映像でリアルタイムにフォームを確認できます。
フリーウェイトエリア全景
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トレーニング中の挙上速度を計測
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モニターを見ながらフォームを確認 |
その他の設備
上記設備のほか、自走式トレッドミル・ロープエルゴメーター・トランポリン・スラックライン・雲梯・パワープレート・セルフコンディショニングエリアなどもご利用いただけます。
クライミングウォール
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人口芝エリア
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アジリティステーション
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メディシンボールウォール
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