風洞実験棟

風洞実験室写真

 風洞実験棟では、空気力学的に好ましい姿勢を修得するためのトレーニングや、選手の姿勢変化が空気力に及ぼす影響を明らかにする研究、選手が使用する衣服や用具の研究開発における実験・検証などが行われ、非常に多くのトレーニングや研究への応用が可能な施設です。
 直接選手が風洞に入り、自らの姿勢(映像)と空気力(計測値)をリアルタイムでフィードバックを受けることで、空気抵抗を最小化する姿勢を模索することができます。また、用具や戦術の流体力学的な課題解決のために、機材や衣類の空気抵抗を計測したり、複数の選手による隊列を対象として最適な配置を明らかにするための検証を行います。

施設紹介

・付帯設備 吹出口サイズ:幅2.5m×高さ3.0m、測定部長さ:8m、気流速度:5~35m/秒(18~126km/時)、測定装置:6分力天秤(床面式及び吊り下げストラット式)、気流の可視化装置:一流線ノズルおよびPIVシステムなど

風洞実験装置

 大きなファンで風を起こし、整流装置によって整流された気流を風路内に送り、風路内の測定部に設置した被検体にどのような空気力が作用するのかを計測する装置です。   風洞実験室写真2

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