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2024年09月17日

【国際連携】カナダ・ハイパフォーマンススポーツ関係団体と次世代人材育成のための協力に関する合意書を締結

パリ2024パラリンピック競技大会期間中である2024年9月5日、在フランスカナダ大使館にて、日本スポーツ振興センター(理事長:芦立訓、以下「JSC」)は、カナダのハイパフォーマンススポーツに関連するオウン・ザ・ポディウム(以下、「OTP」)、カナダオリンピック委員会(以下、「COC」)、カナダパラリンピック委員会(以下、「CPC」)カナダオリンピック・パラリンピックスポーツ研究所ネットワーク(以下、「COPSIN」)、カナダコーチング協会(以下、「CAC」)と、連携協定(MoU:2022年締結)に基づき、次世代人材の育成を目的とした協力に関する合意書を締結しました。

JSCが設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)は、HPSCの機能強化の一環として、国際ネットワークや国際情報を活用した次世代人材の能力開発を推進するための基盤整備を進めています。カナダとの連携協力の枠組みの中では、東京、バンクーバー、オタワ、トロントにワークスペースを確保し、特にパラリンピックスポーツ、女性リーダーの育成、及びAIを含むテクノロジーの活用に焦点を当て、人事交流や共同研究を双方で推進することを確認しました。

調印式は、OTPアン・マークリンガーCEO、CPCカレン・オニールCEO、COPSIN代表としてカナダスポーツ研究所・アトランティックケン・バグネルCEO、CACロレーヌ・ラフレニエールCEO、スポーツカナダ政策局長ナタリー・ネイ氏、在フランスカナダ大使館 ナディア・ブルジェー首席公使、在フランス日本国大使館安東義雄次席兼経済部長・公使、JSC久木留毅理事等が列席する中で実施しました。

 OTP アン・マークリンガーCEO(左)と JSC久木留毅理事(右)  左からナディア・バーガー次席公使、 OTP アン・マークリンガーCEO、 JSC久木留毅理事、安東義雄次席兼経済部長・公使
OTP アン・マークリンガーCEO(左)と
JSC久木留毅理事(右) 
左から在フランスカナダ大使館
ナディア・ブルジェー首席公使、
OTP アン・マークリンガーCEO、
JSC久木留毅理事、安東義雄次席兼経済部長・公使 

JSC久木留毅理事コメント

JSCは、パリ2024パラリンピックの期間中、カナダとのMoUに基づき、両国の重要な資源である「人材」に焦点を当てた連携協力について合意書に調印できることを大変嬉しく思います。ハイパフォーマンススポーツを取巻く情勢が急速に変化する中、10年後の持続可能な国際競技力向上を見据えた時、次世代の人材育成は最も重要な課題の一つです。カナダは、女性リーダーを多く輩出しており、パラリンピックスポーツやテクノロジーの活用においても素晴らしい取組を有しています。このパートナーシップを通じて、両国の次世代を担う人材がお互いに学び成長できる機会を創出・提供していくことを期待しています。

カナダ・オウン・ザ・ポディウム アン・マークリンガー氏コメント

JSCとの連携協定(MoU)に基づく両国の関係性を強化し協力していくためのプロジェクトアネックスを締結できることを大変嬉しく思っています。パラリンピック競技大会期間中に在フランスカナダ大使館で、複数のスポーツ関係団体がこの調印式のために集まることは、本パートナーシップの強いつながりと各組織のコミットメントを体現しています。今回の人材育成の体制構築に向け、カナダのOTP、CSI パシフィック、CSI オンタリオにワークスペースを設置しました。私たちはこれらの場所でJSCのスタッフをいつでも歓迎しサポートします。また、我々は女性のスポーツ・身体活動への参画を重要視しており、これはインクルーシブな社会を大切にするというカナダに根付く価値観に基づいています。このことからも、女性リーダーの育成をはじめ、パラリンピックスポーツの発展やテクノロジーの活用に向けて両国が更なる連携に向けて協力していけることを楽しみにしています。
  
 JSC久木留毅理事による挨拶の様子  調印式参列者の集合写真
 JSC久木留毅理事による挨拶の様子 調印式参列者の集合写真 

●カナダとのMoU(2022)や、各スポーツ関連機関については以下のお知らせをご覧ください。
▶【国際連携】カナダ・スポーツ関連機関5団体との連携協定覚書を締結
https://www.jpnsport.go.jp/corp/Tabid/157/ItemID/1006/Default.aspx

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