平成22年度のスポーツ振興事業助成(スポーツ振興基金助成金、スポーツ振興くじ助成金、競技強化支援事業助成金)については、平成22年4月開催の「スポーツ振興事業助成審査委員会」において、配分額の審議・決定を行いました。今年度の配分額は、基金助成・くじ助成合わせて初めて100億円を突破しました。なお、スポーツ振興くじ助成金については第2次、第3次募集にかかる配分を9月ごろ行う予定です。
【グラウンド芝生化事業】
長野県大町市 大町市運動公園サッカー場
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平成22年度助成金の特色
スポーツ振興くじ助成金関係
(1562件 95億6600万円)
(スポーツ振興基金助成への充当 6億4000万円を含む。)
グラウンド芝生化事業〈新設・改設〉
(102件 20億4000万円)
過去最多の配分件数・金額。このうち学校のグラウンドの芝生化については、48件。
天然芝維持活動事業〈新規〉
(26件 2000万円)
平成22年度から新たにくじ助成による天然芝新設整備後のPTAや地域コミュニティを活用した天然芝の維持活動体制やノウハウを構築するための維持活動事業について助成。このうち学校の芝生化分は23件、1600万円。(継続3ヵ年度)
地域スポーツ活動の拠点となるスポーツ施設の大規模改修・改造〈新規〉
(16件 9億4600万円)
平成22年度から新たに地方公共団体を対象として老朽化した地域スポーツ施設の大規模な改修や高機能化のための大規模な改造事業について助成。
総合型地域スポーツクラブ活動助成
(842件 22億600万円)
過去最多の配分件数・金額。総合型地域スポーツクラブ自立支援事業及び活動基盤強化事業の551クラブ(助成金配分額18億9400万円)のうち、465クラブのクラブマネージャー(正)(副)合わせて計714名分の雇用経費を助成。
※正副各1名が助成対象
スポーツ振興基金関係
(846件 13億6800万円)
(くじ収益からの充当6億4000万円を含む。)
選手・指導者スポーツ活動助成(日常スポーツ活動)について、民間企業等からの支援が困難な状況にあることを踏まえ、世界選手権等でのメダル獲得が期待される選手及びその指導者等を対象とした「エリートB推薦枠」の助成対象人数を大幅に拡充。
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