NAASH ロンドン事務所
1.はじめに
オールドトラフォード
マンチェスターユナイテッドの
ホームスタジアム
英国では、歴史が古く今もなお絶大な人気を誇るサッカーとテニス。イングランドプレミアリーグは世界中からファンを獲得し、マンチェスターユナイテッドやアーセナルといったビッククラブになれば、必ずスタジアムが超満員になるほどの人気ぶりです。英国のテニスと言えばウィンブルドンテニス選手権でしょう。ロンドン南部で行われるこの大会は期間中に観客動員数が50万人以上にもなり、チケットの入手が非常に困難なことでも有名です。
この二競技もロンドンオリンピックで行われます。各地域にある優れサッカースタジアムと世界最高のニスコートで行われる各試合は、ロンドンオリンピックの盛り上げに一役買うことは間違いないでしょう。
2.サッカー
ウェンブリースタジアム
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競技は、イングランド内で4、スコットランド及びウェールズで1つずつの計6スタジアムで行われます。
決勝が行われるウェンブリースタジアムは、ロンドン北西に位置し、イングランド代表のホーム試合が行われるイングランドサッカー界の聖地です。約9万人の収容が可能で、ヨーロッパで2番目の大きさを誇ります。同スタジアムは、1948年ロンドンオリンピックのメインスタジアムとなり、その後1996年FIFAワールドカップの決勝の地として使用された旧ウェンブリースタジアムを取り壊し、その場所に新しく建設されたスタジアムです(2007年オープン)。
サッカー発祥の国である英国では歴史的にイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各地域でサッカー協会が分かれており、それぞれが代表チームを構成します。ただし、今回自国開催になることにより英国統一チーム「Team GB」を組織することが決まりました。
男子サッカーでは、オーバーエイジ枠として23歳以上の選手を3名までとすることが決められており、英国ではその枠に誰が入るのかという話題がメディアを賑わせています。
出場権を獲得し、メダルが期待される日本女子サッカーも、英国各地に広がる優れたサッカースタジアムで熾烈な戦いを繰り広げます。
3.テニス
センターコート外観
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オリンピックでのテニス競技は、4大国際大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープン)と同様、テニス界にとって重要な位置付けとなっています。
4大国際大会との大きな違いは、国別に出場枠が設けられていることです。また、ロンドンオリンピックでは、1924年以降種目となっていない男女混合ダブルスが復活することになりました。
競技会場は、ウィンブルドン選手権と同じオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで行われます。テニス選手の憧れの地であるセンターコートを含む合計19コートの英国最大のテニス複合施設で、熱戦が繰り広げられます。
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