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「スポーツ文化」発刊
このたび、秩父宮記念スポーツ博物館では、「スポーツ文化〔創刊号〕」を発行しました。
この冊子は、 平成13年10月以来、スポーツ博物館が進めている「スポーツ文化調査研究事業」(注参照)の一環として刊行したものです。
創刊号は「オリンピックに未来はあるか?」というテーマのもとに、スポーツ界の著名な方々に執筆者として御登場いただきました。
ぜひ、御一読いただければと思います。
なお、この冊子の内容は、逐次ホームページ上でも公開していく予定です。
スポーツ文化創刊号・目次(抜粋)
座談会「オリンピックに未来はあるか?」
司会:猪谷 千春
参加者:青島 健太、井谷 直樹、小野 清子、塚田 佐、三ッ谷 洋子
- 「国連から見たオリンピック」明石 康
- 「人類にとってオリンピックとは-オリンピックの意義」竹田 恆和
- 「誰も知らないIOC」玉木 正之
- 「オリンピックとコマーシャリズム」秋山 創一
- 「スポーツと自然の共生は可能か?」水野 正人
- 「オリンピックと芸術問題」日比野 克彦
- 「アマチュアリズムとは」川淵 三郎
- 「オリンピックを地方から考える」荒井 貞光
- 「フェアプレーとスポーツ文化を考える」浅見 俊雄
- 「選手強化の立場から」 小掛 照二
- 「スポーツにおけるボランティア」松尾 万里子
- 「女性とスポーツ」 三ッ谷 洋子
- 「オリンピックは政治から逃れられないのか」谷釜 了正
- 「国際スポーツと民族」宇佐美 隆憲
- 「交流がもたらす人にやさしい豊かなスポーツ」田原 淳子
- 「スポーツの広がり」時本 識資
(肩書、敬称は省略させていただきました。)
(注) |
「スポーツ文化調査研究事業」とは、「スポーツを自然科学的な側面から研究して行くだけではなく、人文科学的な『文化』としてとらえて研究して行くことも必要ではないか」という考え方から平成13年10月に開始しました。
この事業は、「日本のスポーツとそれぞれの時代との社会的・文化的影響を検証し、21世紀のスポーツの在り方に関する調査研究を行うとともに、この調査研 究成果を秩父宮記念スポーツ博物館・図書館を基点として広く提供することにより、スポーツ文化の振興に資すること」を目的としています。
その目的を推進するため、その翌月に設置された「スポーツ文化調査研究協力者会議」において、猪谷千春氏(IOC委員)を座長として活発な討議を行ってきました。そこでの議論をふまえ、今回の「スポーツ文化」の刊行及び編集方針が決定されました。
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