助成事業紹介【スポーツ振興くじ助成:京都府舞鶴市】
令和元年度地域スポーツ施設整備助成、スポーツ競技施設の大規模改修等で舞鶴文化公園体育館のバリアフリー化を行った、京都府舞鶴市の調査を行いました。
今回整備を行った内容は、体育館内のトイレ及びシャワー室におけるバリアフリー化です。舞鶴文化公園体育館は昭和61年の竣工から30年以上が経過していますが、この間、トイレ設備の改修はされていませんでした。今回、東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に伴い、舞鶴市がウズベキスタン共和国のホストタウンとして事前合宿を受け入れることをきっかけに、外国の方にも対応可能な洋式トイレに改修したものです。また、以前から要望のあった障がい者スポーツの利用者や、年配の利用者に向けたバリアフリー化もあわせて進めました。全ての利用者に対応した空間となり、「トイレが綺麗になったことにより、体育館自体も気持ちよく利用できるようになった」と利用者から高い評価を得ています。
現在の体育館の利用者は、主に小学生から高校生までのバスケットボールやバレーボールのチーム、社会人ソフトバレーボールチーム、剣道・柔道の子ども教室など多種目で幅広い年齢層となっていますが、今後は障がい者スポーツにも力を入れ、ボッチャなどの講習会を開催していく予定です。
今後の課題は、体育館の建物そのものの老朽化による改修を行うため、財源確保が必要となってくることです。長期的な改修計画を立て、引き続き、定期的な保守点検を実施し、日々の適切な維持管理を続けることで地域住民の体力向上、スポーツ活動の振興につながることを期待します。
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助成団体 |
京都府舞鶴市 |
事業名 |
舞鶴文化公園体育館トイレ等バリアフリー化改修事業 |
事業細目名 |
スポーツ競技施設の大規模改修等 |
助成金額 |
56,884,000円 |
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(写真)舞鶴文化公園体育館(バリアフリー化)の様子(※写真提供:京都府舞鶴市) |
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