令和2年度地域スポーツ施設整備助成を受け、東海市加木屋球場改修事業を行った愛知県東海市の調査を実施しました。
　加木屋球場は、建設から40年以上が経過しており、市民が安心安全に野球を楽しむことができる機会を確保して、市民の体力及び競技力向上並びに健康増進を図るため、この度スポーツ振興くじ助成金を活用し整備を行いました。内野・外野の舗装、夜間照明、防球ネットの改修をしたことで、利用者が快適かつ安全に野球を楽しむことができるようになり、大会開催や硬式野球の練習でも利用が可能になりました。
　利用者層も小学生から社会人までと幅広く、実際に利用された方からは「土の入替が行われたことでプレーしやすくなった」、「水はけがよくなり、雨天後でもすぐに利用できるようになった」との声が寄せられています。
　東海市は市独自で「スポーツ推進計画」を制定し、市にあるスポーツ施設を積極的に活用してもらうように取り組んでおり、これからも引き続き、市の主要な野球場として、より多くの人に利用されることが見込まれています。
　今後の課題としては、大会開催を予定しているため、スムーズな日程の調整や自動販売機設置など利便性の向上が挙げられています。
　加木屋球場が、東海市のスポーツ活動の拠点として、これからも地域スポーツの振興に大きく貢献していくことを期待します。

（令和3年11月11日　Web会議により実施）

（写真）加木屋球場の様子 （※写真提供：愛知県東海市）