令和2年度地域スポーツ施設整備助成を活用し、前橋市民球場拡張事業を行った群馬県前橋市の調査を実施しました。
前橋市民球場は、老朽化によるラバーフェンスの浮きや剥がれなどがあったため、令和11年(2029年)に群馬県で開催される国民スポーツ大会(現国体)の会場となることも見据え、国体の施設基準を満たすための両翼拡張工事と合わせて、安全に競技が実施できるよう改修を行いました。
今回の改修により、利用者の安全が確保でき、大会での利用や一般利用の増加が期待されます。また、国体の施設基準を満たす球場になったことにより、国体や大規模大会の誘致が可能となり、市内のスポーツ振興のみならず、他市や他県からの来訪による地域活性化も期待されています。
利用者からは「ラバーフェンス等が新しくなり安心してプレーできる」「全国大会等と同レベルの施設が整備され、上位大会と同じ環境でプレーできるのはうれしい」と好評を得ています。
今後は、今回改修できなかった老朽化した部分への対応や指定管理者による日常点検など、施設が長く利用できるよう計画的な維持管理を行っていく方針です。
当施設が、前橋市のスポーツ活動の拠点として、引き続き地域住民に活用されることを期待します。
(令和3年12月3日 Web会議により実施)
助成団体 |
群馬県前橋市 |
事業名 |
前橋市民球場拡張事業 |
事業細目名 |
スポーツ競技施設等の整備
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助成金額 |
10,293,000円 |
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(写真)前橋市民球場の様子(※写真提供:群馬県前橋市) |
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