令和2年度地域スポーツ施設整備助成で、碑文谷体育館庭球場の人工芝生化改設事業を行った、東京都目黒区の調査を実施しました。
　今回整備を行った碑文谷体育館庭球場は、区内に4か所ある人工芝のテニスコートのうちの１つです。区内の他の人工芝のテニスコートは、2面や3面の少ない面数のため、区民大会開催時には6面を有する、この碑文谷体育館庭球場で実施することが殆どです。平日も利用頻度が高く、経年劣化もあったため、芝生の剥離や基盤の露出など、競技の進行やプレーの安全性、大会開催に影響が出ていたことから、この度6面全面張替の整備を行いました。
　テニスコートは地域住民や区内外の団体登録者など幅広い世代に利用され、整備後も目黒区のテニス協会が主催する区民大会や、近隣区と持ち回りによる地域大会の実施など、多くの方々に利用されています。
　整備前は目黒区のテニス協会の他、施設利用者からも人工芝の張替の要望を受けていましたが、整備後は「全面張替によって、安心して競技が行えるようになった」「質の良い人工芝で大会が行えるようになった」といった喜びの声が施設利用者から寄せられています。
　引き続き、定期的な保守点検を実施し、碑文谷体育館庭球場が地域住民の体力向上、スポーツ振興の場となることを期待します。

（令和3年10月12日　Web会議により実施）

（写真）碑文谷体育館庭球場の様子（※写真提供：東京都目黒区）