令和2年度地域スポーツ施設整備助成を受け、スポーツ競技施設等の整備を行った静岡県浜松市の調査を実施しました。
　今回改修を行った四ツ池公園陸上競技場は、普段から地域住民による個人利用が多く、年間20万人ほどの方に利用されている陸上競技場です。
　この度スポーツ振興くじ助成金を活用して、第2種公認検定更新のため、老朽化が目立ってきていたトラックの全面改修を行いました。改修前の走路は「ゴムチップウレタン」でしたが、今回の整備により「フルウレタン」に改修したことで、利用者からは「綺麗になったので気持ちよく走れる」「棒高跳の助走路が広く舗装されてよくなった」など好評を得ています。
　浜松市としても地域住民の方に多く利用していただくため、運動会での活用の呼びかけやスポーツの日のイベント実施、アスリートの大迫傑さんによる陸上イベントを開催するなど、コロナ禍で制限をかけたところもありますが、地域住民の方には大好評でした。今後も地域住民の方へ向けたイベントを開催していく予定です。
　頻繁に利用されることから、メンテナンスにおいても指定管理者により日常確認を行うとともに、修繕箇所が発生した場合は、市担当課及び工事施工会社と連携して速やかに対策することとしています。
　四ツ池公園陸上競技場が浜松市のスポーツ振興の拠点として、より一層活用される施設になることを期待します。

（令和3年11月19日　Web会議により実施）

（写真）四ツ池公園陸上競技場の様子（※写真提供：静岡県浜松市）