令和2年度地方公共団体スポーツ活動助成で、西階陸上競技場にハードルを設置した宮崎県延岡市の実施状況調査を行いました。
　西階陸上競技場は、陸上競技の用途の他、インフィールドの芝生ではサッカーやラグビーを行うこともでき、毎年Jリーグクラブによる春季キャンプや7人制ラグビー女子日本代表チームの合宿で利用されています。その他、陸上の実業団チームの合宿も行われますが、日常的に小学生から高校生のトレーニングでの利用や、地域の陸上クラブでの利用もあり、幅広い年齢層の方が施設を利用しています。
　本競技場は、第2種公認陸上競技場としては県内唯一の陸上競技場ですが、競技用具の老朽化が進んでいたため、この度、ハードルを更新し、陸上競技環境の整備を図りました。
　今回新たに設置したハードルは、既存のハードルに比べ、重さが軽くなり、高さを変える作業が行いやすくなったため、運搬や設置がスムーズになり、効率的に準備・運営ができるようになったと、利用者からも好評です。
　また、「アスリートタウンのべおか」として、既存の合宿や大会だけではなく、新たな合宿や大会の誘致も行っていきたいと考えています。
　今後は、定期的な保守点検を実施し、日々の適切な維持管理を続けることで、地域住民の体力向上、スポーツ活動の振興につながることを期待します。

（令和3年10月20日　Web会議により実施）

（写真）西階陸上競技場ハードルの様子（※写真提供：宮崎県延岡市）