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助成事業紹介【スポーツ振興くじ助成:公益財団法人日本体操協会】

 令和3年度国際競技大会開催助成を受けて開催された「第50回世界体操競技選手権大会」の実施状況調査を行いました。
 10月18日(月)~10月24日(日)の7日間に渡って開催された本大会では、男女個人総合・個人種目別それぞれの予選と決勝が実施されました。本大会は史上初の世界体操・世界新体操同時開催であること、また、東京オリンピック直後の世界大会であることから非常に注目度の高い大会でした。
 新型コロナウイルス感染症の影響が残る中での開催となったことから、本大会は選手・スタッフの外部接触を避ける「バブル方式」が採用され、また、政府による実証実験「ワクチン・検査パッケージ」の対象として、人数上限を設けない有観客での開催となりました。選手・スタッフの行動を制限したり、観客に対し、入場時にワクチン接種証明もしくはPCR検査陰性証明書の提示を求めたりと、徹底した感染対策が講じられていました。本助成金はこういった、安心・安全な大会運営にも役立てられています。
 本大会は、東京オリンピックで個人総合金メダルを獲得した橋本大輝選手や、北九州市出身で地元凱旋となった内村航平選手、本大会を最後に現役を引退する村上茉愛選手を始めとした多くの日本代表選手の活躍もあり、大変盛り上がりました。調査当日には男子個人総合及び種目別の予選が行われており、綺麗で迫力のある演技が披露されていました。各選手の演技に対して、惜しみない拍手を送る観客の様子からは、会場でスポーツ観戦することの魅力を再認識し、噛みしめているような印象を受けました。
 本大会は、体操競技のより一層の普及・競技力向上という側面だけでなく、コロナ禍における国際大会開催の試金石としても意義ある大会となりました。本大会で蓄積されたノウハウが、体操競技のみならず、スポーツ界に広く活かされることを期待します。

(令和3年10月20日 往訪)

助成団体 公益財団法人日本体操協会
事業名 第50回世界体操競技選手権大会
事業細目名 国際競技大会開催
助成金額 200,000,000円


第50回世界体操競技選手権大会の様子 第50回世界体操競技選手権大会の様子
(写真)第50回世界体操競技選手権大会の様子(※写真提供:日本体操協会 広報 / PICSPORT)

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