助成事業紹介【スポーツ振興くじ助成:北海道美唄市】
令和3年度地域スポーツ施設整備助成で、美唄市総合体育館床改修事業を行った北海道美唄市の調査を実施しました。
美唄市総合体育館は、昭和63年に建設され、主にバスケットボールやバレーボール、卓球といった屋内球技で利用されることが多く、日頃より、スポーツ少年団や敬老会などたくさんの地域住民も利用しています。また、年間を通して各種全道大会など様々な大会も開催されています。しかし、経年劣化によるアリーナ床の凹凸や傷が目立ち、歪みが生じていたことから、利用者の安全確保と利用促進のため、この度スポーツ振興くじ助成金を活用して、メインアリーナとサブアリーナの床を全面的に改修しました。
競技エリアである床を全面改修したことで、怪我の恐れが解消され、安全な競技環境を整えることができました。また、利用頻度が多い競技種目のラインを、新たに最新の規格で引き直したため、競技エリアをはっきりと確認することができるようになりました。これからも引き続き、美唄市の主要な体育館として、より多くの人に利用されることが見込まれます。
利用者からは「床が綺麗になり安全に競技ができるようになった」、「改修前に比べ利用しやすくなった」との声が寄せられています。
今後の課題としては、体育館の保守点検のための財源確保や、アリーナ床の適切な維持管理を日頃から行い、長寿命化を図ることなどが挙げられます。
美唄市総合体育館が、市内のスポーツ活動の拠点として、これからも地域スポーツの振興に大きく貢献していくことを期待します。
(令和4年10月12日 往査により実施)
助成団体 |
北海道美唄市 |
事業名 |
美唄市総合体育館床改修事業 |
事業細目名 |
スポーツ競技施設の大規模改修等
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助成金額 |
23,611,000円 |
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(写真)美唄市総合体育館の様子 |
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