助成事業紹介【スポーツ振興くじ助成:神奈川県横須賀市】
令和4年度国際競技大会開催助成を受け、「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会」を開催した神奈川県横須賀市の調査を実施しました。
11月11日(金)から11月15日(火)の5日間に渡り、2019年以来3年振りに開催された本大会には、世界のトッププロ選手・約100名が参加していました。調査当日は、スラロームレース男女という風上から風下方向へ複数のブイを回航しながら走っていく競技種目が実施されていました。昨今の新型コロナウイルス感染症の影響から不参加となってしまった選手もいましたが、天候や風の状態にも恵まれ、白熱したレースでした。
また、本大会は、競技が沖合で行われるということもあり、ドローンとカメラマン艇から競技の様子を撮影して、海岸に設置された大型ビジョンに投影することで、臨場感を演出していました。この映像は、YouTubeで実況を交えながら生配信もしており、世界中でオンライン観戦できる環境も整備していました。
さらに、地元ボランティア主催のもと、企業と協力し、ウインドサーフィンが無料で体験出来るイベントや、海の環境保護へと繋がるワークショップ、地域のPRも兼ねたキッチンカーの出店など、子供から大人まで楽しめるブースが設置されていました。これらにより、従来のウインドサーフィン愛好家以外の方の来場へと繋げ、国際大会全体を盛り上げていました。
大会が実施された津久井浜は、日本国内のみならず世界の中でも恵まれたウインドサーフィンの競技会場であることから、今後も継続して大会を開催し、競技の普及と地域の活性化に繋げていく予定です。コロナ禍の様々な試行錯誤を経て久しぶりに開催されたことで得られた知見を活かして、本大会の更なる発展に繋がることを期待しています。
(令和4年11月12日 往査により実施)
助成団体 |
神奈川県横須賀市 |
事業名 |
ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会 |
事業細目名 |
国際競技大会開催 |
助成金額 |
28,950,000円 |
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(写真)ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会の様子 |
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