助成事業紹介【スポーツ振興くじ助成：兵庫県加古川市】

　令和3年度地域スポーツ施設整備助成で、加古川市日岡山体育館バスケットゴール更新事業を行った兵庫県加古川市の調査を実施しました。
　今回整備を行ったバスケットゴールは、整備前と同様の天井吊下式のバスケットゴールです。経年劣化により、1対の両側でゴールの高さに相違が生じており、競技実施に支障をきたす状態となっていました。利用者の安全確保と利用促進のため、この度スポーツ振興くじ助成金を活用し、バスケットゴールの整備を行いました。
　日岡山体育館のアリーナでは、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球などの競技が可能ですが、バスケットボールの利用が非常に多く、またバスケットボール利用者のうち70％が中学生と高校生です。
　加古川市内には、バスケットボールの大会が行える規模の体育館がこの日岡山体育館の他に、もう1箇所あり、整備前から加古川市バスケットボール協会による大会利用や、市内の中学生・高校生の新人戦、社会人大会などが行われ、バスケットボールが盛んな地域です。
　利用者からは「整備されたことで安全に競技ができるようになった」との声が寄せられています。
　日岡山体育館が、加古川市の主要なスポーツ活動の拠点として、より多くの人に利用され、地域スポーツの振興に大きく貢献していくことを期待します。

（令和4年12月7日　往査により実施）

（写真）日岡山体育館の様子