写真:アフロ
ご飯をたくさん食べて、ケガのないよう、
ベストコンディションでリオオリンピックに挑みたい!
リオオリンピックフェンシング日本代表で、育児もこなす佐藤希望選手。お気に入りメニューに加え、競技と育児の両立について、さらにはリオオリンピックへの意気込みを伺いました。
- 【競技成績(一部抜粋)】
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- 2016年
- ワールドカップ 個人エペ 7位
- アジア選手権大会 団体エペ 銅メダル
- 2015年
- 世界選手権 団体エペ 8位
- アジア選手権大会 団体エペ 銅メダル
- 個人エペ 銅メダル
- 2012年
- ロンドンオリンピック出場
主菜/ダッカルビ
味が濃くて白米に合うのでこれを選びました。ピーマンは苦手ですが、お肉と一緒に食べればあまり気にならずにとることができます。家で調理するときは、豚肉を使うことが多いです。主菜では、魚よりお肉をよく食べますね。
副菜/里芋の煮っころがし
母がよく作ってくれたので、里芋の煮っころがしを選びました。私の出身地の福井県では、「上庄里芋」という里芋が有名で、とても美味しいです。母がこの里芋でよく作ってくれたので思い出の味ですね。お正月にもよく食べました。
主食/ひつまぶし
あまいタレが好きで、白米も進むので、ひつまぶしを選びました。名古屋へ行くと必ず食べます。いつも行くお店も決まっていますよ(笑)。
夫も息子も好きなので、家でもウナギ料理はよく食べます。お茶漬けにして食べるのも美味しいですね。
デザート/いちご大福
(たくさんあるレシピを見て)かなり迷いましたが…お餅、あんこ、いちごが入っていて全部好きなので、これにしました!岐阜には、いちご餅というのがありますが、中身が白餡で美味しいです。お餅が好きなので、海外遠征でも餅を使った和菓子を持参することがあります。
海外遠征時の食事について
海外遠征時の食事は外食が中心なので、お店でメニューを選ぶのに時間がかかりますね。食べられるものを選びたいので、メニューに記載の単語で食品を確認できる料理を選ぶようにしています。どんなものか分からない料理を選ぶような冒険はしません。日本からは、緑茶粉末、白米を必ず持参します。ドラ焼きや大福を持っていくことも多いです。暑い地域(国)への遠征では、練習中の水分補給に特に気をつけています。空調の効いていない練習場等でトレーニングをすることもあるので、マスクをつけるとかなり暑く汗の量も多くなります。一気に飲みすぎないよう、こまめにスポーツドリンクで水分補給をするよう心掛けています。
子育てと競技の両立において大変なこと、リオに向けた抱負
結婚、出産を経て競技に復帰した当初は、育児が大変で自分の時間がなかなかとれませんでした。特に、子どもを寝かせた後に、洗濯などの家事をしていたので、充分な睡眠時間がとれませんでした。今は、育児や家事の要領が分かってきたので、子どもと同じタイミングで一緒に寝ることができるようになり、睡眠もしっかりとれています。JISSが練習の拠点になっているので、練習中にJISSの託児室を利用でき、練習後の夕食も子どもと一緒にJISSレストランR3で食べられる環境は本当に助かっています。リオオリンピックまでの期間、ケガのないように練習に励み、ベストコンディションで本番に挑みたいです。
インタビュー実施日:2016年6月22日