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スポーツフード&サプリメントの種類

  1. スポーツフード
  2. ダイエタリーサプリメント
  3. パフォーマンスサプリメント


スポーツフード

体づくりやコンディショニングのために、アスリートは日々の練習やトレーニングに見合ったエネルギーや各種栄養素を摂取しなければなりません。しかし、様々な理由により通常の食事のみで必要量をとり切れない場合があります。そのようなときには、状況に応じて(準備にかかる時間、持ち運びやすさ、食品衛生面、保存性、消化のしやすさなどの観点で)便利なスポーツフードを使用して必要なエネルギーおよび栄養素を満たすとよいでしょう。


スポーツフードの種類と用途

種類 主な成分 摂取タイミング
スポーツドリンク 水分、糖質、ナトリウム、カリウム 運動中、後
スポーツゼリー・ジェル 糖質 運動中
電解質サプリメント 水分、ナトリウム
  • 脱水による急速減量後
  • 持久性運動時など多量の発汗がある場合
  • 運動後の急速な水分補給が必要な場合
  • プロテインサプリメント たんぱく質 運動後、就寝前
    スポーツバー 糖質、たんぱく質
  • 運動中のエネルギー(糖質)補給
  • 運動後のリカバリー
  • 時間がない時や遠征などの移動時
  • エナジードリンク 糖質、カフェイン 運動前


    ダイエタリーサプリメント

     食事から不足する栄養素を補うために摂取するサプリメントを「ダイエタリーサプリメント」と呼びます。本当に食事からの摂取量が不足しているかを医師や管理栄養士に診てもらった上で摂取が必要かどうかを検討してください。アスリートにとって特に不足しやすい微量栄養素はビタミンDカルシウムなどと考えられています。また、運動後のたんぱく質補給などにもサプリメントが有用な場合があります。




    パフォーマンスサプリメント

     一部の成分では、複数の研究から、特定の運動能力を向上させる効果が報告されています。ここでは、主に海外のアスリートを対象とした研究で効果が報告されているサプリメントについて紹介します。どのようなとり方をしたときにどのようなパフォーマンスが改善される効果が見込まれるのかをよく確かめた上で、安全性が確認できる製品を選択するようにしましょう。これらのサプリメントも、食事から適切に栄養素をとれていない場合には、期待した効果が得られない可能性があることを認識しましょう。今回紹介していないサプリメントは、その効果が科学的に不確かであることを意味しています。
     パフォーマンスサプリメントを使用する場合は、試合で初めて使用するのではなく、試合に近い状況の練習で試すのがよいでしょう。また、期待される効果がアンチ・ドーピング規則違反の危険性を上回っているかをよく検討した上で安全性を確認しましょう。


    科学的に効果が立証されているパフォーマンスサプリメント

    • カフェイン
    • クレアチン
    • 硝酸塩
    • β-アラニン
    • 重炭酸ナトリウム

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