水球 青柳勧選手
第15回アジア大会(ドーハ) 銀メダル
アスリートとして気をつけていること
僕たちにとって一番だめなことは、風邪をひいたり体調を崩したりということです。ですから食事の基本として、野菜を必ずとってビタミンCが不足しないよ うに心がけています。また僕はその時々の「体の中の声」を聞いて食べるようにしています。疲れたら甘いものやパスタが欲しくなりますし、ウエイトトレーニ ングの量が多い時は肉や魚などのたんぱく質が食べたくなります。基本的にナチュラルな食材が食べたいんですよね。体の「欲しい」という声をよく聞くように しています。
スペインでは、クラブ施設内にレストランがあって、練習が終わってから30分以内に食事がとれる環境がありました。その時は半年で6~7kgウエイト アップしました。そこでトレーニングが終わってからすぐ食べるというのが重要だということがわかりました。それからは、トレーニングが終わってすぐに食事 をとるように心がけ、それが無理でも必ず何か少しでも食べるようになりました。食事や栄養については話を聞くなど勉強しています。経験と勉強の両方で理解 したという感じですね。 |
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水球日本代表の青柳勧選手にお気に入りのメニューを選んでいただきました。(以下、青柳選手談) |
主食で食べたいのは「フライパンパエリア」です。パエリアはおいしいですよね。僕はスペインで生活していたことがありますが、その時はパエリアばかり食べていました。パエリアは自分でも作りますよ。料理するのは好きでよく作ります。「通なもの」も作りますよ。 |
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ケバブってどんな料理ですか? 食べたことがないので、食べてみた いということで「ケバブ」を選びます。食べたことがないものを食べるのが好きです。料理を選べるときは、まず食べたことのないものから選んで食べますね。 好き嫌いはありません。なんでも食べます。あまり日本人が食べたがらないような血を固めたソーセージ(ヨーロッパでよく食べられている)なんていうのも大 好きで食べますよ。あ、でも、スイカはだめです。おなかの中で種が芽を出しそうで(笑)。 |
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副菜の中では「ポークビーンズ」を選びました。洋風の煮込み料理は大好きです。僕は思春期をスペインで過ごしたので、ポークビーンズみたいな煮込み料理は、僕にとっては懐かしい感じがする料理です。スペインでは煮込み料理が多いんですよね。 |
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デザートは「電子レンジりんご」です。果物は好きですし、「丸ご と」っていうのがいいじゃないですか。ヨーロッパでは果物を焼いたデザートがよく食べられていて、僕も大好きです。果物はビタミンCもとれるし、毎日食べ ています。今はイタリアで生活をしているので、食事は基本的に前菜・パスタ・主菜・デザートの順で食べます。家で食べるときも基本的にこの順で、デザート は丸ごとの果物ってことも多いです。試合前にはオレンジを絞って飲むこともあります。 |
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