競泳 立石 諒 選手
広州アジア大会
男子100m平泳ぎ 金メダル
男子50m 平泳ぎ 銀メダル
写真:アフロ
食事に関するエピソード
好き嫌いはないので、海外でも国内でも、何でも食べられるんですが、量を多く食べることができないので、体重が減りやすいことが悩みです。意識してエネルギーをとるように注意していないとすぐに体重が減ってしまいます。特に、試合のときは集中しているので、普段よりも食べられなくなってしまいます。でも、試合のときには炭水化物をしっかりとらないとエネルギー切れしてしまうので、ゼリー飲料やおにぎりなどをこまめに食べてエネルギーを確保するようにしています。
僕たちは高地トレーニングをすることもありますが、高地へ行くと血液の材料となる鉄が普段よりも必要になります。鉄は食事ではなかなかとりにくい栄養素なので、高地に行く時にはドクターに鉄剤を処方してもらって、鉄不足にならないようにしています。
海外ではホテルで食事をすることが多いですが、毎日メニューが同じで飽きてくることもあります。そんなときには、お湯を注ぐだけで食べられるマジックライスやインスタント味噌汁を利用することもあります。ポットなどのお湯を沸かせるものがあればごはんや味噌汁が食べられるので、便利ですよ。
ロンドンオリンピックに向けて
今、日本の平泳ぎは世界的に見て非常に高いレベルにあります。ロンドンオリンピックではメダル獲得を目標に頑張ってきたので、自分らしいレースをして、メダルを獲得してきたいと思います。
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競泳日本代表の立石諒選手にお気に入りのメニューを選んでいただきました。(以下、立石選手談) |
もともと食事の量をたくさん食べられないので、必要なエネルギーや栄養量を確保するのが大変なんです。ごはんと鶏肉や卵が一緒になっている親子丼は、一品で炭水化物とたんぱく質がとれて体づくりにもいいですよね。 |
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魚と肉では肉のほうが好きなのですが、特に牛肉が好きです。この料理にはきのこが入っていますが、きのこも好きですし、野菜もとれるので、たくさん食べられない僕にはぴったりですね。韓国料理が好きで、月に一回くらいは食べに行きますよ。 |
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実はサラダのような生野菜はあまり食べないんですが、ポトフのように野菜と一緒に肉などが入っていると食べやすくていいですね。JISSのレストランでもポトフはたまに食べますね。 |
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和菓子も洋菓子も好きなんですが、餅はスポーツ選手にオススメだと聞いたことがあったので、今回は餅ではありませんが白玉を使ったぜんざいを選びました。高強度の練習をした日は、夕食後に甘い物を食べたくなることがあります。そういうときにはJISSのレストランのデザートが楽しみです。 |
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